父と育児と妊娠情報

2児の父。母ばりに家事と育児を担っていると自負。経験や調べたことから得た妊娠や育児に関する情報を提供する予定。夫婦共通の趣味はBABYMETALと乃木坂46 DEATH。(旧:つわりの妻の観察日記)

【11W0D】まとめサイトで読んだ妊娠初期に関する誤情報を訂正したい

11週に入り、つわりは落ち着くかと思いきや、まだまだそんな気配はなく、ピークに向かって悪化しているようす。ピークというよりも、谷底に沈んでいくような気持ち悪さがあるようだ。妻は妊娠前から吐くことに対して恐怖心を持っていて、昨晩、気持ち悪さのあまりにえづいてしまったと、ここからの嘔吐感の悪化を恐れていた。昨日は仕事の会食に出ていたため、家にはいなかったので、せめてもの罪滅ぼしにと、トイレの床をクイックルワイパーのウェットシートで拭いてあげた。これで万が一膝をついて吐きたくなっても、気分はましだろう。

 

そんな妻の最近の楽しみは、マタニティウェアを探すこと。元々ワンピース好きで、マタニティっぽい服はいっぱい持っていて、「妊娠しても新しい服はいらないね」なんて言っていたのに、自分が妊婦だと思うと、やっぱりほしくなるらしい。どんなもんかと「ミルクティー 」を見てみたら、、そんなに高くはないので、つわりの気晴らしに1着くらいは買ってもよいかなと思う。

 

誤った妊娠初期情報を訂正したい

 

「妊娠 妻のため」などと検索すると、上位にNAVERまとめの次の記事がヒットする。

妊娠超初期~出産まで ①『妻の為に知っておきたい事』 - NAVER まとめ

妊娠した妻のために情報を仕入れたいという熱意は正しいのだが、妊娠初期の情報に関して、誤りが多数あったので、訂正しておきたい。できれば、元の記事を修正できればいいのだけど、難しいのかな。以下、引用と修正内容をまとめる。

妊娠週の数え方は、最後の月経終った日からカウントします。

終わったではなく、最後の月経が始まった日からである。

ちなみに、排卵日(危険日)と呼ばれる日は最終月経から14日頃を指します。

排卵が起こる日が、排卵日。排卵は、一般的に次回の月経予定日の14日前といわれている(危険日といういいかたもどうかと思うが…)。

妊娠超初期とは、8週目か心拍が確認できるまでをそう呼びます。

特に定義はないと思うが、一般的には胎嚢が確認されるころ(5W~6W)には、“超”がとれて「妊娠初期」になるのでは。

妊娠検査薬はできれば8週目くらいまでしないほうがいいです。心拍確認前に生命力が弱くてたどり着けない子が多いからです。この8週目迄に流産してしまってる事に気がつかない方も多くいらっしゃいます、精神的にも辛いので、できればゆっくり検査される事をオススメします。俗に言うフライング検査です。

生理予定日を1週間すぎたら、検査をすることをおすすめする。そして、陽性反応が出たら、病院に行ったほうがよい。なぜなら、子宮外妊娠が恐いから。子宮外妊娠は、卵管の破裂につながり、最悪の場合には母体の命の危機もある。8週目までに流産が発覚する悲しみよりも、子宮外妊娠による身体的なダメージが大きいだろう。

ちなみに、フライング検査とは、妊娠検査薬が推奨する使用開始時期よりも前倒しで検査すること。標準的な検査薬は生理予定日より1週間経過後をすすめているので、それ以前の検査は「フライング検査」と呼ばれる。

心拍が確認できると、妊娠継続率は95%になります。

→最近は経膣エコーの普及と、エコーの高性能化によって微弱な心拍も確認できるようになったので、一概にはそうはいえない。

赤ちゃんの大きさは7mm~15mmです。

いつの? このまとめでは赤ちゃんの大きさが書いてあるが、期間が書いていないので参考にできない。

心拍が確認できたら、母子手帳をもらいにいきましょう

医師の指示に従った方がよい。万が一のことがあったときの精神的なダメージが大きくなるため。

総じて科学流産と呼びます。原因はたくさんありまだわかってない事が多いです

 「科学流産」ではなく、「化学的流産」あるいは「化学流産」である。また、胎嚢確認後(だいたい5W以降)は、化学的流産とは呼ばない。化学的流産とは、受精卵が着床し、hCGが分泌されることで、妊娠検査薬あるいは血液検査によって妊娠が確認されるも、胎嚢の確認までは至らず、月経を迎えること。見た目の症状としては、遅れた生理です。臨床的には流産とは考えず、生化学的妊娠と呼ばれるのが一般的。また、原因は受精卵の染色体異常であるというが定説。胎嚢確認後の流産とは区別して考えるのが普通。

 

中期以降の記述に関しては、まだ未体験ゾーンなので、きちんと確認してはいないが、主観による記述が多かったので、それほどの問題はなさそうに思う。ここで書いた内容が、夫の皆さんの正しい妊娠に対する理解に繋がるとうれしい。

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