父と育児と妊娠情報

2児の父。母ばりに家事と育児を担っていると自負。経験や調べたことから得た妊娠や育児に関する情報を提供する予定。夫婦共通の趣味はBABYMETALと乃木坂46 DEATH。(旧:つわりの妻の観察日記)

【8W0D】妊娠初期のつわり妻とライブ(BABYMETAL)に行ってきた【振り返り】

つわりの妻との生活、振り返り日記。

6月21日、妊娠中で、つわり中の妻と出かけてきた。アニメのイベント「Aldnoah.Zero Extra.day」と、BABYMETALのライブ「BABYMETAL WORLD TOUR 2015 ~巨大天下一メタル武道会~」のハシゴという長丁場だ。しかも、後者はオールスタンディングという過酷な環境だ。しかし、結論からいうと、これといったトラブルが起こることなく、とても楽しめのだった。

この記事の目的は妻の観察日記であるが、「妊娠初期、しかも、つわり中にライブに行っても大丈夫なの?」と心配する人のための参考にしてもらうためでもある。「こんな人もいるんだな」くらいの気持ちで読んでほしい。

 

 

なぜイベント&ライブに出かけたのか?

それは単純に、妊娠前にチケットを確保していたから。夫婦で楽しんでいたアニメ「アルドノア・ゼロ」のイベントと、夫婦でドハマリしているBABYMETALのライブが同じに日たまたま重なり、必死にチケットをゲットしたので、行かないという選択肢はなかった。正確にいうと、二度と見る機会がないかもしれない「アルドノア・ゼロ」のイベントには必ず参加。あまりに体調が悪ければ、近いうちにきっとツアーをするであろうBABYMETALのほうは、パスするというプランで決行した。

その日の体調はどうだったのか?

8週に突入した段階で、お腹が空くと気持ちが悪くなるというつわりの状態。妻はもともと吐くことに抵抗感があり、基本的に気分がどんなに悪くても、吐かずに我慢していた。

また、活動を2時間を超えるとお腹が痛くなり始め、横になるとよくなる症状もあった。空腹対策として、ジャガイモ5個をレンジでチンしてお弁当として持参するという万全の体制で臨んだ。

つわり妻も大満足のイベントだった!

「アルドノア・ゼロ」のイベント「Aldnoah.Zero Extra.day」は、まさにアニメのイベントといった感じ。我々が参加した昼の部はキャストから花江夏樹、小野賢章、雨宮天、夏川椎菜、水瀬いのり、村田太志、大原さやかが登壇。スレインがひどいヤツだと女性陣からフルボッコだった話や、村田太志の遅刻話など、さまざまな話題で盛り上がった。また、アニメの後日談「の断章-The penalutimate truth-」の朗読劇も上演され大満足。詳しく内容を知りたい人は、こちらのTogetterのまとめをご参考に。

そして幕張へ

「アルドノア・ゼロ」のイベントを終演少し前に抜けだし、「BABYMETAL WORLD TOUR 2015 ~巨大天下一メタル武道会~」が開催される幕張へ。この時点の体調は、じゃっかん腰が痛いような感じで、吐き気も特別ひどくなかった。出発駅の水道橋駅から着席でき、そのまま西船橋を経由して、海浜幕張へ。全区間座ることができたのは、ラッキーだった。

興奮のるつぼのモッシュピットへ参戦

「BABYMETAL WORLD TOUR 2015 ~巨大天下一メタル武道会~」は幕張メッセの来場者数は主催者発表で2万5000人。残念ながらの雨模様のせいで湿気が高いこともあって、場内の熱気は大変なものだった。

座席はなく、オールスタンディング形式のライブ。イベントとハシゴで入場が遅かったこともあり、隅っこの壁のそばに陣取った。

観客のテンションの高さを肌で感じらる会場のステージに、SU-METAL、YUIMETAL、MOAMETALの3人が姿を現すと、ボルテージがさらに上昇。観客としては、ここ数年、くるりと乃木坂46のライブにしか行ったことのない自分にはなかなかの刺激が強かったけれども、意識はパフォーマンスに一気にもっていかれた。

狂気的なカリスマ性を感じるSU-METALの歌声、YUI-MOA(個人的にはSU-METALの“ファンネル”だと思っている)のキレのあるダンスを眺めながら、夢中になってキツネさんサインを掲げてジャンプ。周りのメイトと声を合わせて合いの手をいれていると、いつの間にか多幸感で沸いてきた。

そして、妻は……横になっていた!?

ふと、気になって見回すと、壁際で寝っ転がったまま、ステージを見つめ、そのキツネサインを振り回す人影が。それが妻だった。表情は笑顔だったので、特に心配もせずに近寄ると、少し腹痛が出てきたので、横になりながら、ライブを鑑賞していたとのこと。座席のないオールスタンディングだからこそできるこそできる楽しみ方だなと、純粋に驚いた。

それからは、妻の身も心配なので、横について「ダメジャンプ」をしたり、「We ar e BABYMETAL」と叫んだりと、熱狂のライブを楽しんだのだった。

そして、会場を早々に出て帰宅。帰ったときには、つわりのひどい悪化もなく、極度の腹痛や出血もなかった。イベントとオールスタンディングライブのハシゴ作戦は、成功に終わったといえるだろう。

 

ちなみに、今回のイベント・ライブ大作戦のさいには、下の記事で紹介したつわり軽減のツボを押してくれる「 」を装着していた。つわりを楽にして、イベントを楽しませてくれた一因は、ここにもあると思う。

まあ、このライブやシーバンドママとは関係なく、この後、胎児(胎芽)の成長とともに、つわりはひどくなっていくわけだけど……。

妊娠初期でライブを楽しんでもいいんじゃない?

これが私の結論だ。もちろん、ムリをしてはいけないし、なにがあっても自己責任だ。でも、妊婦にだって、楽しみにているイベントはあるだろうし、気分転換は必要。できる範囲で、遊びに行ってもよいと思う。

 

ネットというところは優等生な意見が集まりがちで、「妊娠中にライブなんて、とんでもない」という声が多数派ではないだろうか。しかし、ライブへの参加が、直接流産に繋がることは少ないと思う。事実、初期の妊娠が残念な結果に終わるのは、胎児の染色体異常がほとんどであると医学的にもいわれている。少しムリしたくらいで、正常な妊娠がダメになってしまうとは考えにくい。もちろん、出血傾向にあるなど、安静にすべきときにはムリは禁物だ。しかし、健康な妊婦なら、多少のつわりがあっても、ライブなど、好きなことを楽しんでもよいと思うのだ。

あと、マスクを付けるなどして、風邪・感染症などには気をつけた方がよいと思う。

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