父と育児と妊娠情報

2児の父。母ばりに家事と育児を担っていると自負。経験や調べたことから得た妊娠や育児に関する情報を提供する予定。夫婦共通の趣味はBABYMETALと乃木坂46 DEATH。(旧:つわりの妻の観察日記)

【13W5D】妊婦健診で発覚、サイトメガロウイルスの抗体がなかった!|胎児の難聴や脳障害の原因になるので注意が必要

まもなく14週になろうというのに、まったくつわりが軽くならなくてかわいそうな妻。食べ物も、食べたいものを食べたいときにといった感じだ。最近の水分補給は、氷水、氷り入りの麦茶、そしてかき氷。あまり体を冷やしてはいけないというけれども、水分をとらないことは、冷えよりも体に悪そうなので、まあ水分補給できているのはよいことだろう。先日買った電動かき氷器が大活躍しているのだ。

 

また、最近、なぜか緑色の食材が大好きなよう。たとえば、小松菜をシンプルに塩、しょう油、鶏ガラスープの素で炒めたものはあっという間に完食。シシトウを炒めて、しょう油、砂糖、酒で煮詰めたキンピラ風の炒め物も気に入っていた。その後、便秘が一時的に解消されたので、ビタミンが足りなかったのかもしれない。あるいは、砂糖と一緒に入れたオリゴ糖「カイテキオリゴ 」の効果もあったのだろうか。

妊婦はサイトメガロウイルスに注意だそうだけど、 初耳だった

 

すっかり今は昔になってしまったが、10週で受けた妊婦健診のこと。妻は、見慣れない、聞き慣れない項目でひっかかり、注意を喚起されたとのことだった。それは、「サイトメガロウイルス」の抗体がないということ。サイトメガロウイルス――かっこいい名前のその正体とは一体!?

サイトメガロウイルスとは、意外と珍しいウイルスではなく、健康な人が感染すると軽い風邪のような症状を引き起こすという。ほどんどの人は子どものころに感染していて、その際に抗体を持つという。つまり、大多数の人にとっては、取るに足らないウイルスであるというこだ。

しかし、妻のように抗体を持たずに妊娠した場合には、注意が必要だ。母親を通して胎児がサイトメガロウイルスに感染すると難聴や脳障害をもって生まれる可能性が生まれるそう。もちろん、感染したからといって障害を必ずもつわけではないが、厚生労働省の大規模調査では、新生児の1000人に1人がサイトメガロウイルスゆえんの症状をもって生まれるという。

というわけで、妻は次のことに気をつけて、サイトメガロウイルスに感染しないように医師から注意された。それは、以下のとおりだ。

  • 手洗いうがいをしっかりする。
  • なるべく小さな子どもに近寄らない。
  • 小さい子どもと食べ物を共有しない。口移しなど、もってのほか。

ということだ。これはサイトメガロウイルスだけでなく、健康管理の基本ともいえるので、妊婦の皆さんには実践してほしい。

ちなみに、サイトメガロウイルスの検査を行っているのは、全国の参加施設のうち4.5%。ほんのわずかである。なぜ、検査を行っている施設が少ないのかは不明だが、恐らく抗体を持っていないことがわかっても、対処のしようがないからという可能性もある。予防のためのワクチンもないそうだ。結局のところ、上記のように当り前のことをして、予防をするしかないのだろう。

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