父と育児と妊娠情報

2児の父。母ばりに家事と育児を担っていると自負。経験や調べたことから得た妊娠や育児に関する情報を提供する予定。夫婦共通の趣味はBABYMETALと乃木坂46 DEATH。(旧:つわりの妻の観察日記)

【9W4D】つわりは続くよどこまでも。ヘパリン探して三千里。

本日の気候は涼しめ。だけど、妻は相変わらず朝から気持ち悪いらしい。対策としては、涼しくするか、気持ち悪いと思ったら食べるしかない。

妻は本日、外出の予定あり。いつも出かけるときには、朝シャワーを浴びて、髪の毛を洗っている。しかし、本日はつわりがひどく、下を向くと気分がとても悪くなり、洗髪できなかったそう。予約の時間が決まっていたので、諦めて出かけていったとさ。したいことができないというのだから、かわいそうに……。

注射器を受け取りに病院へ

そんなつわり妻がどこにでかけたのかというと病院。今日は、妊婦健診ではなく、注射器を受け取りに行ったのだ。注射器と聞くと、糖尿病か、ヤク注かというというイメージが先行するかと思うが、そのどちらでもない。妻は不育症なのだ。

 

 

 

不育症については、別に機会を設けて記事にしたいと思うが、簡単にいえば、流産を繰り返してしまう状態のこと。病気というよりも、身体の状態のことといったほうがいいだろう。原因は解明されているわけではないが、血液の凝固異常、自己免疫の影響などが挙げられている。

そして、現在、不育症に有効な治療とされているのが、アスピリンの服用と、ヘパリンカルシウムの自己注射というわけだ。いずれの作用も、血液の凝固防止。胎盤に血栓ができることを防ぎ、流産を予防することを目的としている。なお、アスピリンは1日1錠服用し、ヘパリンは1日2回自己注射しなければならない。

妻は、そのヘパリン自己注射を受け取りに病院に出かけ、処方箋を持って帰ってきたのだった。

調剤薬局にヘパリンがない!?

今回は、診察室で診療を受けるのではなく、在宅医療支援室といわれるところで、相談員と医師から処方箋を受け取ったらしい(同行していないので詳しくはしらない)。そのさい、ヘパリンはどこの薬局でも購入できるのかと質問したところ、「割と一般的だから、大丈夫」との返答をもらったそうだ。

 

そして、つわりでグロッキーで帰ってきた妻。その代わりに処方箋をもって薬局に向かうと、なんと取り扱いなし……。取り寄せもできるそうだが、それには数日時間がかかる。注射は使い果たしていたので、本日中に受け取る必要があり、取り寄せでは間に合わない。私は、ヘパリン難民となってしまった! 

ヘパリンを探してどこまでも

近隣の調剤薬局を3件回ったが、どこにも在庫はない。近隣の駅のそばにある薬局にも電話をしてみたが、やっぱり取り扱いなし。というわけで、妻が診療を受けている病院のそばにまで電車で出向いていき、どうにかヘパリンを受け取ったのだった。とはいえ、所要時間は1時間程度だったので、難民とはちょっと大げさだったか。

 

妻に対しては、「最初から病院で受け取って帰って来いよ」と思ったが、つわりでかわいそうだし、もし、それを口にした日には、どんな罵詈雑言が返ってくるかは明白だったので言わなかった。懸命な判断といえるだろう。

 

とはいえ、自分自身の安心にとってもヘパリンは重要。薬効的にも妊娠継続に必要だし、何より精神の安定、気休めにもつながる。ヘパリン万歳!だ。

 

つわりの苦しさはまだまだ続く。できるだけサポートしたいものだ。なお、ちなみに、我々夫婦は二人とも自営業で、基本的に自宅で仕事をしている。

 

最後に。あまりいないとは思うが、ヘパリンをどんな薬局で処方してくれるのかを探してきた人には下記のようにアドバイスする。

★ヘパリンは、処方箋を出してくれた病院で受け取るのが手っ取り早い。

★どうしても自宅のそばの調剤薬局で受け取りたければ、取り寄せてもらうこともできる。ただし、数日間分の手持ち在庫があるとき限定だ。

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